臨床研修(卒後1~2年目)

研修後の進路

当院の専攻医(後期研修医)として在籍

  • 平成25年度 2名(循環器科、麻酔科)
  • 平成26年度 4名(循環器科)
  • 平成27年度 2名(消化器科)

大学病院への就職

大阪医科大学附属病院、京都大学医学部附属病院への就職斡旋

大学院への入学

大阪医科大学大学院、京都大学大学院への入学

他病院への就職

北野病院、大阪赤十字病院など他病院への就職

当院の正規職員として採用

谷村 和哉
消化器科
熊澤 佑介

「市中病院であって、そこらの市中病院にはないものが当院にはある」

この度消化器内科に医局員として所属することになりました3年目の熊澤です。私は初期研修時代から当院で研修させていただきましたが、色々なことを経験しました。

例えば、血液がヒトからヒトへ移りゆく過程において、いかにたくさんの人と時間と労力が注がれているのかを現場で具体的に学べる献血センターでの研修や、毎年数回行われる日赤合同防災訓練(DMATを含む)は日赤病院特有なものです。

さらに、当院には独立型緩和ケア病棟があり、生涯の最後を迎える準備を現在進行形で行っている人たちが、緩和的専門知識・技術を携えたスタッフに囲まれながら療養しております。そんな人たちの「自分らしさ」をいかに見つけてサポートするかという緩和ケアの大切さを当院では学ぶことができます。

若手の先生同士で行う勉強会では、自分が何をやりたいかを考え、積極的に勉強して皆の前で発表しており、上級医から具体的なアドバイスも頂けます。こうした恵まれた環境も然ることながら、何よりやる気次第でなんでもTryさせてくれる姿勢こそが当院の特徴だと私は思います。

今後も「自分らしく」を大切にした当院特有の気質に包まれながら、より研鑽に励んでいこうと思います。

進学

藤本 大策
血液内科
恩田 佳幸

私は大学時代から血液内科を志望しており、教授に初期研修をどこですべきかを相談したところ、当院を紹介していただきました。
「規模が大きすぎない、幅広く全科を診られる、造血幹細胞移植が可能な施設」というのが私の希望でした。

大学病院等で研修を行った大学の同期と情報交換をしてわかった当院の利点は

・医者の数が少ないので埋もれない(病院のほとんどの職員に存在を認知される) ・やりたいことは基本的やらせてもらえてチャンスが多い(他の研修医と取り合いにならない) ・科の垣根が低く、他科に相談しやすい。他科が親切に対応してくれる。 ・しんどすぎない、楽すぎない。 ・検査科、放射線科等コメディカルのフットワークが軽い。 ・看護師さんがよく働く(大学病院に比べ研修医の雑用が少ない) ・北摂地区は人柄が穏やかな患者さんが多い。

よくない点は

・大学病院と比べ専門的な検査項目が限られる(外注すればどんな検査も基本的には可能だが、時間と費用がかかる) ・大学病院と比べ珍しい疾患より common disease が多い(患者さんの年齢層が高い) ・専攻医以降、主治医となってからは医師の数が少ないので自分でやるしかないという事態が多い。(相談すれば上級医、部長が助けてはくれます) ・病院が駅から遠くアクセスが悪い

私は初期研修の2年間、ローテーションしていない時も血液内科の医師について時々指導していただき、移植や特殊なイベントがあった場合は見学させてもらっていたので2年間まるまる血液内科の研修をさせてもらったという印象です。
3年目からは専攻医として血液内科で研修を開始しました。スタッフが少なく自分がやらねば誰がやる!ということが日常的でしたので、臨床的な力は自然とついたと思います。「逃げ場のない状況は人を成長させる」ということを知りました。
血液内科では非常に積極的な治療を行っているので勉強になり、その後の自信にもなりました。
当院での研修終了後は大学病院でも少し勤務経験をしましたが、確かに当院よりは楽でしたが、何となく必要とされていないような居場所がないような感じがして、寂しく感じていたのも事実です。
3年後の専攻医研修の後は以前から再生医療に興味があったので大学病院に進学し、iPS細胞からの造血に関連した研究を行っています。大学進学後も当院で週に1回、外来と病棟管理の非常勤で勤務させてもらっています。

など、研修医の方の希望、意思を最大限に尊重します。